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足関節捻挫について

足関節捻挫の後遺障害に悩む中高生は多いと思います。ほとんどは部活などで受傷するわけですので、部活を続けている限り問題を抱えることになります。
また、社会人になってもレクレーションレベルでスポーツを続けている方は、足関節の問題を抱えていることがあります。
もちろん、トップレベルのアスリートにも大きな問題となる場合があります。
受傷するとたいてい整形外科を受診し、腓骨の下端など骨が一部はがれるはくり骨折や前距腓靭帯損傷、踵腓靱帯損傷などの病名がつく場合ギプスや装具などで固定されることが多く、荷重制限をしたりします。特に靭帯が完全に断裂している場合には手術となるケースもあります。それ以外の場合ですと、経過観察的な治療になることが多いようです。
ある程度治ると消炎鎮痛目的の物理療法や関節の動き及び筋力の回復目的のリハビリを行ったりするわけです。
しかし、予後が良く無いことが多いと思います。
つまり、いつまでも痛みが続いたり、そのせいもあってうまく動けなくなったりという問題が持続することがよくああります。
この原因はどこにあるのでしょうか?
私の個人的な考えでは、捻挫をした時に筋肉が無理に引き伸ばされるわけですが、通常の治療ではその後その状態のまま安静を保つわけです。
どうもそこに問題があるように思います。
足関節捻挫の治療操法というものがありますけれど、これは筋を引き伸ばして可動させます。
この操法により、腓骨と脛骨及び距骨の関節軸の調整と同時に筋の安静時緊張をリセットする効果があるのでは無いかと思っています。
また、身体全体の使い方の問題もあります。端的には従来の重心移動と受傷後の足関節の可動がかみ合っていないことによるものです。
筋肉の付着していない距骨に対するアジャストメントと下腿の重心の動きの改善が基本ですが、骨盤帯や頭部の動きの要になる上部頚椎の問題の改善も必要です。

この治療に興味のある方は、是非当オフィスにいらしてください。